旦那のゴミを片付けながら。

旦那とのコミュニケーション方法を模索する日々の記録とつぶやき

1が10になる

夫婦喧嘩は犬も食わない、とは言うものの、うちの場合は些細なことから壮大なテーマに発展してしまうことも多々あり、喧嘩(というかうちの場合は議論)に発展しないように細心の注意を払っているつもり、である。

というのも、うちの旦那は火が付くといろんな話題に飛び火し、2時間以上しゃべりっぱなし、ということにも成りかねないからだ。

例えば先日のゴミの件。
私はなるべくシンプルに、「とある日のある時間に、事象A(テーブルの上にゴミが放置されている)に対して行為B(ゴミ箱に入れる)をしてください」と言い、旦那に期待することは「事象Aを認識し(ゴミが放置されている状況を認め)、行為Bをする(ゴミを片付ける)」。これだけで終了するはずなのである。

それに対して旦那は、そこに至るまでの詳細な過程や、私の今までの物言い、行動、言い方、全てを解説し始める。この解説・分析モードにスイッチが入った時点で私には2つの選択肢がある。

1つは、全てを諦めて話を聞き、私の至らなかった点を詫び、ニュートラルな状態に戻るまで我慢する。

1つは、私の視点から論理的にやり返す。

今までの所、どちらの選択をしても後味は悪く、根本的な解決にはなっていないのは明らかである。

解説・分析モードに入った時の旦那は早口で、長文で話す。しかも場合分けしたりしてその一つ一つに分析と彼の気持ちを解説しなければならないので、私は話に付いていくことができず、途中から「なんかいっぱいしゃべってるな」くらいの印象しか残らないので、具体的にこんなことを言われた、と書くことができないのが悔しい。

仕事でもめているときの電話を聞いていても、まさに同じ感じで、会社の人と話したらたいそう気持ちよく愚痴が言えるだろうなあ、なんて思ったりして。

大好きな旦那と、楽しく生活するためのコミュニケーション方法を、模索中である。